初心者でも簡単にできるダイコンの育て方!
ダイコンは、ビタミンC、カリウム、胃腸の働きを整えるジアスターゼなどの栄養を多く含む人気の野菜です。
初心者の方でも簡単に栽培することができるので、その栽培方法を紹介します!
品種選び
品種を選ぶ際は、作る季節に応じた品種を選ぶようにしましょう。
オススメは最も栽培しやすい秋どり用の品種です。
畑の準備
まずは土づくりをします。
種まきの2週間以上前までに苦土石灰と堆肥を散布して深く(30~35cm)耕しておきましょう。
1週間前に土に化成肥料を少なめに混ぜ込みましょう。
ポイントはなるべく深く耕すことです。
種まき
種まきは、1つの穴(深さ1cm)に5~6粒をばらまきし、1cm程度の土を被せて軽く押さえましょう。
畝の幅は60~70cm、株と株の間隔は25~30cmくらいにしましょう。
間引き
数日で芽が出るので、その中で最も生育が良いものを1つだけ残し、他は切り取るようにしましょう。
間引いた芽は食べることができます。(ピリッとした辛さがあります)
間引く際の注意点として、残す株の根を傷めてしまうと弱ってしまうので気をつけましょう。
土寄せ
間引きを行った後は、株がふらつきやすくなっているので株元に土を軽く寄せて押さえる土寄せをしましょう。
水やり
土が乾燥しないように水やりをしましょう。
水はけの悪い畑の場合は、ダイコンの根が多湿で腐敗することがあるので土の状態に合わせて水やりの頻度を調整しましょう。
追肥と中耕
追肥は間引きを行った後のタイミングで行いましょう。
肥料がダイコンの根に直接当たらないように株から少し離れた場所に肥料を撒くようにしましょう。
また、畝を耕し、空気の通りを良くして根の呼吸や吸収を促す中耕という作業も行うと生育が良くなります。
中耕をする際は、ダイコンの根を切ってしまったり、傷つけてしまわないように注意しましょう。
収穫
秋ダイコンは種まき後60~90日、夏ダイコンは50~60日で収穫期になります。
収穫期の見た目での判断は、外側の葉の先端が垂れ下がって、中心の葉が横に開いて平らに見えるようになったときです。
葉の付け根をつかんで真っ直ぐ引き抜きましょう。
収穫が遅れると根にスが入り、食味が悪くなってしまうので収穫のタイミングに注意してください。
病害虫
病害で多いのはウイルス病と軟腐病です。
害虫はアオムシ、ヨトウムシ、キスジノミハムシなどに注意しましょう。
ウイルスを防ぐにはアブラムシを防除する必要があります。
防虫ネットなどの被覆、またはシルバーフィルムでマルチして防ぐなどの防虫対策をしておきましょう。
薬剤散布をした場合は間引きした芽は食べないでください。
今回は初心者でも簡単にできる大根の栽培方法を紹介しました。
ぜひ、ダイコンの栽培に挑戦してみてください!