初心者でも簡単にできるオクラの育て方!

オクラ

オクラは、ネバネバ野菜として人気のある野菜です。

Β-カロテンが豊富で、このβ-カロテンは体内でビタミンAに変換され、目や肌の健康に良いと言われています。

また、ビタミンA には抗酸化作用があり、肌を守る役目も果たしてくれます。

他にもビタミンCや葉酸など多くの栄養を含んでいます。

プランターでも手軽に栽培できます。

初心者の方でも簡単に栽培することができるので、その栽培方法を具体的に紹介します!

畑の準備

畑で栽培する場合は、堆肥や元肥を入れる2週間前くらいには苦土石灰や有機石灰を入れて耕しておきましょう。

その後、堆肥と元肥を入れて土になじませ、畝を作ります。

日当たりがよく、水はけがよい畑にしましょう。

畝の高さは10cmほどで株間は、1本で育てる場合は25cm、3本まとめて育てる場合は40cmとります。

1本で植えると、大木になりやすく実がかたくなるのが速いので、1ヶ所に3本まとめて育てると生長が抑えられ、収穫が楽になるのでおすすめです。

雑草防止と保温のため、黒ポリマルチをしましょう。

プランターで栽培する場合は、野菜用の培養土を使用しましょう。

種まき、植え付け

種まき、または植え付けは、気温が20℃以上に安定する5月中旬から6月末に行います。

種まきの場合は、ポリポットまたは直に直径5cm、深さ1cmほどの穴に4~6粒まいて軽く土を被せて水を与えます。

苗を植え付ける場合は、遅くても6月下旬くらいまでに植えましょう。

オクラは寒さに弱いため、不織布などで覆って保温すると良いです。

水やり

水やりは、土が乾いたら与えましょう。

夏の暑い時期は特に土が乾燥しやすいため、様子を見てしっかり水を与えてください。

間引き

発芽して本葉が揃ってきたら間引いて元気の良さそうな苗を3本残して育てましょう。

3本仕立てにすると、木の伸びが抑えられ、風で倒れにくくなります。

1本だと大木のように大きく生長し、実がかたくなるのが速いので、3本仕立てにするのがおすすめです。

追肥

追肥は開花が始まってから10日~2週間に1回のペースで行ってください。

開花後は身を付けるために多くの栄養分が必要になるので、生育を維持してたくさん実らせるためにも追肥を忘れずに!

収穫

開花して約1週間後に収穫が可能になります。

長さが6~7cmの実がやわらかくて食べごろです。

実が大きくなりすぎると筋張ってかたくなり、食べにくくなるので若いうちに収穫しましょう。

収穫するときはハサミを使います。

収穫後は2週間に1回ぐらいのペースで追肥を行いましょう。

ただし、肥料を与えすぎると病害虫の被害が発生しやすくなるので与えすぎには注意しましょう。

実を収穫するたびに、下についている葉も摘みましょう。

これにより、茎の下部が丸裸になりますが、樹が上に伸び、次々と花を咲かせて収穫を長く続けることが可能になります。

風通しも良くなるので病害虫の予防にもなります。

病害虫

オクラを栽培する際はアブラムシに注意しましょう。

アブラムシ類はモザイク病などのウイルス病を伝染させることがあるため、見つけたら駆除するようにしましょう。

また、オクラに発生する病気のほとんどは加湿が原因なので、土の水はけを良くし、下葉を摘み、風通しを良くすることで病気を防ぐことが可能です。

今回は初心者でも簡単にできるオクラの栽培方法を紹介しました。

ぜひ、オクラの栽培に挑戦してみてください!